2022年2月14日
伝音難聴とは?

伝音難聴は、外耳または中耳に何らかの損傷や閉塞があることで起こります。
これにより、音が外耳から内耳へ効果的に伝わることが妨げられます。
聞こえの仕組みについては、こちらの難聴に関する記事をご覧ください

2022年2月14日

伝音難聴は、外耳または中耳に何らかの損傷や閉塞があることで起こります。
これにより、音が外耳から内耳へ効果的に伝わることが妨げられます。
聞こえの仕組みについては、こちらの難聴に関する記事をご覧ください

伝音難聴の原因には、外耳と中耳の2つの部分にあります。
伝音性難聴にはさまざまな原因があり、永続的なものと一時的なものがあります。
伝音難聴をきたす外耳の原因には次のものがあります。
伝音難聴の原因が中耳にある場合:
伝音性難聴をきたす中耳の原因には次のものがあります。
伝音難聴がある場合、次の中から1つ以上当てはまる可能性があります。
これらの症状のいずれかが見られる場合は、耳鼻咽喉科を受診し、聴覚検査を受けることをお勧めします。聞こえに関するお困りごとや補聴器に関するご相談は、お近くの補聴器販売店までお問い合わせください。
伝音難聴の程度によって、日常生活に与える影響は異なります。
軽度の伝音難聴
軽度難聴 : 日常生活には多くの小さな音が含まれており、軽度難聴になるとそれを聞き逃すことがあります。日常生活にあふれる小さい音には、人の呼吸音や、木の葉がカサカサと鳴る音、人のささやき、冷蔵庫のブ―ンという音、猫がゴロゴロと鳴く音、水が滴る音などがあります。軽度難聴になると、静かな環境にでは円滑にコミュニケーションを取れますが、周囲が騒がしい環境では、特定の音が聞き取りにくい場合もあります。
中等度の伝音難聴
中等度難聴になると、日常生活の多くの場面で、会話の聞き取りや理解がより困難になります。会話を続けるにはさらに努力が必要で、静かな場所でも多くの言葉を聞き取れなかったり、聞き間違えることがあります。背景に雑音があると、通常の会話にもついていけないこともあります。その他、聞き逃す可能性がある音には、笑い声、雨の降る音、コーヒーを淹れる音などがあります。
中高度の伝音難聴
中等度から高度難聴になると、より多くの場面で会話が理解しにくくなり、騒がしい環境での会話の理解はさらに困難になります。テレビやラジオは通常の音量では理解できず、理解するにはより大きな音量にする必要があります。その他、日常的な音のなかで聞き逃しやすい音には、水が流れる音、目覚まし時計、子どもの遊び声、人通りが多い通りの騒めき、電動歯ブラシや洗濯機の音などがあります。
伝音難聴の治療については、耳鼻咽喉科の専門医の診察を受けて、聞こえの仕組みのどこで伝音性難聴が発生しているかを診断する必要があります。
難聴の原因と程度が判ったら、必要な治療に進みます。
伝音難聴は、多くの場合、治療によって聴力が正常に戻るか、または伝音難聴が発生する前の聴力レベルに戻ることがあります。
難聴の原因が永続的なものである場合は、補聴器を装用するか、人工中耳や骨導インプラントなどの外科治療の選択肢があります。両耳に伝音性難聴 (両側性伝音性難聴) がある場合は、補聴器が2つ必要になることがあります。
伝音性難聴の治療は、難聴の原因によって異なります。以下にいくつかの例をご紹介します。
伝音難聴は、感音難聴とは異なり、治療が可能な場合があります。伝音難聴の場合、内耳と聴神経は正常に機能しています。
伝音難聴では音の大きさのが問題となり、明瞭さには影響はありません。従って、音量を十分に上げることで、通常どおりに聞こえる場合が多いのが特長です。
伝音難聴の程度とは、その重症度を示すものです。伝音難聴では、最大60 dBHLの伝音損失、つまり音量低下が生じます。
重症度は、感音難聴の場合のように4つのカテゴリーではなく、次の3つのカテゴリーに分類されます:
聴力レベル(dB HL)の数値が高いほど難聴の程度が高くなり、聴力への影響が大きくなります。