
難聴の種類
最も一般的な難聴は、加齢による難聴で、感音難聴と呼ばれます。もう一つの主要な難聴は、伝音難聴です。難聴の程度は、軽度から重度まで非常に幅広くあります。突発性難聴や一側性難聴など、難聴にはさまざまな組み合わせや発症の仕方があります。
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難聴は軽度から重度までさまざまです
難聴の程度は、細かく分けると5つの区分に分類されます※。25 dB未満のわずかな聴力低下は、正常な聴力とみなされます。
軽度難聴:25~39 dB
鳥のさえずり、蛇口から水が滴り落ちる音、その他の小さな音は、軽度難聴になると聞き取りにくいことがよくあります。特に騒がしい環境では、高音域の話し声も聞き取りにくいことがあります。
中等度難聴:40~55 dB
この難聴レベルでは、電話の着信音や扇風機の音に気付かないことがあります。グループで会話をする際は、より複雑に聞こえ、会話についていくのに疲れてしまいます。
中高度難聴56~69 dB
中高度難聴では、静かな状況であっても、通常の会話は聞き取りにくいです。補聴器を使用しない場合、ほとんどの状況で聞き取りが困難になります。
高度難聴:70~89 dB
音楽や交通音はこもって聞こえ、集中しないと会話についていくのが困難です。一対一の会話でも、ブツブツと不明瞭に聞こえることがあります。
重度難聴:90 dB以上
重度難聴の場合、話し声が聞こえず、非常に大きな音しか聞こえません。
※日本では4つの区分に分類されています(軽度難聴 25~39 dB、中等度難聴 40~69 dB、高度難聴 70~89 dB、重度難聴 90 dB以上)。
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